大切な家族が亡くなって葬儀を行う際に、一般葬や家族葬の違い、香典の金額の相場、服装に関するマナーなど意外と知らない事が沢山あります。スタッフも色々アドバイスしてくれますが、困った事があればすぐにネットで調べる癖を付けましょう。例えば結婚式の場合は遠方から来てもらった親族に対して交通費や宿泊費などを払うことが当たり前ですが、葬儀の場合は一般的にはお金を払って来てもらうことはありません。ただわざわざ来てもらったので気持ちとしてお金を払いたい場合は用意しても問題ありませんので、どうするか家族でよく話し合って決めてください。
冠婚葬祭時には、日頃は使うことがないフォーマル専用のバッグが必要となります。しかしいざ葬式に参列するとなれば、マナーに反していないのかで悩むことになるのではないでしょうか。特に女性物は、種類も豊富にあるのでよく考えて選ばなくてはなりません。まず第一に、光沢がないもので黒色の物を選ぶというのがマナーです。布製の物が一般的ですが、布でも光沢があるものは避けなくてはなりません。サイズは小さめのものが適していますが、遠方の葬儀の場合には荷物も多くなるのではないでしょうか。
人が亡くなったときには葬式を行います。規模は亡くなった人によって異なり、芸能人となるとかなり大規模なものが行われることもあります。親族はもちろん、いろいろな関係者の他報道などが入ることもあります。この時、親族の気持ちとしてはいくつかあります。多くの人に故人との別れに参列してもらいたい気持ちと、親族のみで静かに別れをしたい気持ちです。故人とのつながりが強いほど、親族のみで行いたい気持ちがあるようです。
お葬式やお通夜、お別れの会などでは、弔電が読まれることがあります。故人のご友人で生前とても親しかった仲にも関わらず、遠方にいることや仕事の都合でどうしても式に参列することがかなわない場合は、そのような形で想いを伝えることも可能であるということです。それは葬儀のルールやマナーを守ることと同じように昔から行われていることですので、今後もそのシステムは残り続けていくでしょう。人は必ず亡くなりますし、その死をいかに受け止め、送り出すかということは、人間にとって一番大切なことです。
葬式をする時は参列者の数を確かめて場所を探し、予算や目的に合わせてスケジュールを決めることが大事です。式場は参列者の数が多いと広い場所を確保することが求められ、料金が高くなるため遺族で話し合って決める必要があります。手配をする時は空き状況を確かめて段取りを決め、参列者に告知して無事に済ませるように計画を立てることが重要です。式場は参列者の数に応じて収容人数を確かめて選び、故人を偲べるように段取りを決めると生前のことを振り返ることができます。
葬式の心得ダイアリー Copyright(C)www.soshiki-kokoroe.info All Rights Reserved.