大切な家族や親類がなくなるという事は、誰でも耐えがたい経験です。哀しみに暮れる中で、葬儀の準備を進めることは容易なことではありません。しかし、葬儀は人がなくなり、故人をあの世へ送り出すための大切な儀式ですので慎重に進めていかなくてはなりませんし、失敗も出来ません。
日頃から、ある程度知識を携えておくと、実際に出くわした時にスムーズに対応が出来るかもしれません。まず最初に葬式の日程の決め方を考えなくてはなりません。ここで大切なのは、宗教者の予定です。お葬式は宗教的な意味合いを持った宗教的な儀式ですので、宗教者はお葬式になくてはならない重要な存在です。
そのために、日程も宗教者の方の都合に合わせて決めていかなくてはなりません。日本人のほとんどが仏式で行うと言われていますが例えば、仏式葬儀を行なう場合では、どこかのお寺の檀家になっているという場合もあります。その場合は、菩提寺にお願いして僧侶に来てもらって、読経をお願いしなくてはなりません。檀家が多い菩提寺だとすると僧侶の予定がすぐに取れないことがあります。ですので決まった宗教者を呼ぶという予定の方は、日程の決定前に、まずお寺へ連絡をして予定を確認しておくという行動が必要になります。最近では、特に決め垂れた付き合いをしている菩提寺がないという場合も多いです。その場合だと、葬儀社から自分の宗教や宗派にあった僧侶を紹介してもらえます。また火葬場の手配も大切です。火葬場の予約には友引などの日に休みである場合もあるので注意が必要です。
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