葬式の心得ダイアリー

2017年12月01日

親族だけで行うか広く参列してもらう会か

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人が亡くなったときには葬式を行います。規模は亡くなった人によって異なり、芸能人となるとかなり大規模なものが行われることもあります。親族はもちろん、いろいろな関係者の他報道などが入ることもあります。この時、親族の気持ちとしてはいくつかあります。

多くの人に故人との別れに参列してもらいたい気持ちと、親族のみで静かに別れをしたい気持ちです。故人とのつながりが強いほど、親族のみで行いたい気持ちがあるようです。そこで、親族だけで密葬などであまり公にしないで行う場合があります。

人によっては亡くなったこともあまり公にせず、密葬を済ませた後で報道などで出されることもあります。ただ、多くの関係者の中にはお世話になった人などがいて、お別れの言葉を伝えたい人や、顔を見たい人もいるでしょう。そこで行われるのがお別れの会になります。葬儀は亡くなった後数日以内に行われることが多いですが、お別れの会は特にいつ頃行われるかの決まりはありません。関係者などには参列の案内などが届きます。その時には服装などの気遣いが書かれていて、喪服などではなく平服での参列でも構わないと記されています。会によっても異なりますが、あまり宗教的な色を出さないことが多いです。僧侶の読経などはなく、故人の写真や位牌が置かれている部屋で最後の別れができるようになっています。歌手であれば代表的な曲が流されますし、俳優なら映像であったり出演した映画のパネルなどが飾られることもあります。